ども!DKです。
マンガ好きの私が厳選した、おすすめマンガのその6は「ろくでなしブルース」です。
森田まさのり先生により、1988年から1997年の間に週刊少年ジャンプで連載された日本の少年漫画です。
関西出身の主人公「前田太尊(まえだたいそん)」が東京の吉祥寺にある帝拳高校に入学するところから物語が始まる。そして、その帝拳高校と周辺高校のヤンキーたちによる学園モノのマンガで、ギャグもちらほらちりばめられている。
他校の強者とのバトルがメインで、それがつなぎ合わされて一つのストーリーとなっている。
登場人物の名前はボクサーやプロレスラーにちなんだものが多く、高校名に至っては実在のボクシングジムから取られているモノが多い。
特筆すべきは「ブルーハーツ」公認で、そのメンバーをモチーフにしたキャラクターが4人登場する。しかもビジュアルもよく似ている。
発行巻数は全42巻。
- ろくでなしブルースのストーリー概要
- ろくでなしブルースの主要な登場人物
- ろくでなしブルースのおすすめポイント
1.ろくでなしブルースのストーリー概要
吉祥寺編
主人公である前田太尊と山下勝嗣、沢村米示は東京武蔵野市の吉祥寺にある帝拳高校に入学する。しかし入学式当日、七瀬千秋に制服がセーラー服で無い事の不満をぶつけていたところを止めようとした教師をぶっ飛ばして停学になる。
その高校ではボクシング部と応援団との間に出来た溝があり、絶えず争っていた。本人たちにその気はないが、応援団の上級生に入学式の日に迷惑をかけられたと因縁をつけられる。そしてそれを見ていたボクシング部の上級生によってスクーターを壊され、応援団とぶつかるように仕組まれる。
しかし、その様子を見ていた千秋により、犯人が応援団ではなくボクシング部であると告げられ、キレてしまう。はずみで応援団の頭である輪島をワンパンでKOする。
ボクシング部と応援団のいざこざで停学になっていた3年の畑中の停学が開け、晴れて登校してくるとボクシング部が応援団を潰そうと暗躍し始める。畑中の境遇を聞かされた太尊は畑中との決闘の際にボクシング部と応援団がぶつからないように勝嗣と米示に指示を出す。
畑中との決闘の最中、勝嗣・米示は浜田・大橋とやりあう。結局、和美の行動で全てが無駄になろうとしていた。
畑中との決闘に決着を付け、助けを求めに来た千秋に勝嗣・米示の状況を聞き、一目散に乱闘現場へ向かう。既に乱戦になっていたが、ボクシング部も応援団もなく無差別に攻撃し始め、手が付けられない太尊。その空き地に停めてあったトラックを浜田が動かし、輪島を引こうとするが失敗して壁に激突する。その衝撃で気を失った浜田だが、乗っていた車だ工事現場の穴の中へ落ちそうになる。喧嘩を中止していた両者だったが、ボクシング部・応援団共にそのトラックを支え、太尊は間一髪のところで浜田の救出に成功する。
輪島は共栄高校の生徒と酒の飲み比べをしていた。勝つには勝ったが酔っぱらっていたため、約束とは大幅に違う罰を与えてしまう。
その話をしていた喫茶店へ太尊達が訪れ、流れで太尊は共栄高校の赤木と飲み比べをすることになる。
実際にはお酒が飲めない太尊が、泣き上戸からの暴れ上戸になり、赤木達3人をぶっ飛ばし、スキンヘッドにしてしまう。
ウエイトレスの衣装が人気の秘密という喫茶店に乗り込んだ太尊達はそこでバイトをしている和美とばったり出くわす。同じくスキンヘッドにされた赤木達3人も現れた。赤木は自分の高校の後輩が和美にちょっかいをかけている事が気に食わず調査に来ていた。
そこへ問題の福田が現れ、和美にちょっかいを出すが、太尊の計らいで勝嗣が止めに入る。店の裏へ呼び出し決着を付けるつもりが仲間を呼ばれ、返り討ちにあってしまう。
下校途中に偶然福田と再会してしまい、和美の前で前回の真実を明かされてしまう。勝嗣は再戦を申し込むが、取り巻き達も一緒に前回の喧嘩場所までついていくことになる。それを見ていた太尊と米示は後ろから一人ずつ始末していき、最後はタイマンで勝負させる。
ナイフをちらつかせる福田は、勝嗣の肘を刺す。しかし、辛くも勝利し、二人は付き合う事となる。
渋谷編
新入生編
浅草編
池袋編
極東高校編
2.ろくでなしブルースの主要な登場人物
- 前田太尊
- 物語の主人公。高校入学した直後というか入学式で、女子の制服がセーラー服でないことに腹を立てはずみで教師を殴って停学になっている。男気があり仲間を非常に大切にするため信頼が厚い。極度の負けず嫌いで、売られた喧嘩は全て買い、負けた相手には自ら喧嘩を売っていく。
- とにかく喧嘩は強いが勉強はまるでダメ。ボクサーを目指しているくせに、喧嘩では蹴り技やプロレス技なども使用する。
- 山下勝嗣
- 米示と共に太尊の中学時代からの親友。パンチパーマでおでこが広く、それを言われるとキレる。太尊程ではないが勉強はできない。
- 沢村米示
- 勝嗣と共に太尊の中学時代からの親友。鼻がでかく、それを言われるとキレる。上の二人と違い成績は非常に優秀である。
- 七瀬千秋
- 今井和美
- 前田富士雄
- 前田用高
- 前田文尊
- 前田茜
- 畑中優太郎
- 輪島倍達
- 浜田弘樹
- 大橋秀和
- 武藤章圭
- 真冬
- 原田成吉
- 中田小兵二
- 渡久地丈一郎
- 渡久地誠二
- 大場浩人
- 海老原昌利
- 松村純之助
- 石松徹也
- 島袋大
- 八尋
- 平仲光二
- 畑中なつみ
- 赤井武士
- 鬼塚
- 上山
- 須原
- 薬師寺
- 鶴田
- 亀岡
- 葛西
- 坂本
- 西島
- 辰吉保栄
- 川島清志郎
- 鷹橋
- 梅津
- 畑山
- 渡嘉敷
- 細野
- ルイス
- 佐藤
- 白井隆人
- 圭司
- 春華
- 浅川龍太郎
- さゆり
3.ろくでなしブルースのおすすめポイント
テンポよく物語が進むので、読むのを途中で中断できなくなるほどのめり込んだ記憶があります。
昔のヤンキー時代の物語なので、若者には少々理解されがたいかもしれません。でも、先生方からしたらこの頃の生徒の方が扱い易かったのでは無いか?と思われます。だって、今の学生さんは元気が良い子と、大人しい子の区別がつかないですもん。
私のお気に入りは「四天王編」と「川島編」のところです。
ろくでなしブルースのストーリー概要
吉祥寺編
主人公である前田太尊と山下勝嗣、沢村米示は東京武蔵野市の吉祥寺にある帝拳高校に入学する。しかし入学式当日、七瀬千秋に制服がセーラー服で無い事の不満をぶつけていたところを止めようとした教師をぶっ飛ばして停学になる。
その高校ではボクシング部と応援団との間に出来た溝があり、絶えず争っていた。本人たちにその気はないが、応援団の上級生に入学式の日に迷惑をかけられたと因縁をつけられる。そしてそれを見ていたボクシング部の上級生によってスクーターを壊され、応援団とぶつかるように仕組まれる。
しかし、その様子を見ていた千秋により、犯人が応援団ではなくボクシング部であると告げられ、キレてしまう。はずみで応援団の頭である輪島をワンパンでKOする。
ボクシング部と応援団のいざこざで停学になっていた3年の畑中の停学が開け、晴れて登校してくるとボクシング部が応援団を潰そうと暗躍し始める。畑中の境遇を聞かされた太尊は畑中との決闘の際にボクシング部と応援団がぶつからないように勝嗣と米示に指示を出す。
畑中との決闘の最中、勝嗣・米示は浜田・大橋とやりあう。結局、和美の行動で全てが無駄になろうとしていた。
畑中との決闘に決着を付け、助けを求めに来た千秋に勝嗣・米示の状況を聞き、一目散に乱闘現場へ向かう。既に乱戦になっていたが、ボクシング部も応援団もなく無差別に攻撃し始め、手が付けられない太尊。その空き地に停めてあったトラックを浜田が動かし、輪島を引こうとするが失敗して壁に激突する。その衝撃で気を失った浜田だが、乗っていた車だ工事現場の穴の中へ落ちそうになる。喧嘩を中止していた両者だったが、ボクシング部・応援団共にそのトラックを支え、太尊は間一髪のところで浜田の救出に成功する。
輪島は共栄高校の生徒と酒の飲み比べをしていた。勝つには勝ったが酔っぱらっていたため、約束とは大幅に違う罰を与えてしまう。
その話をしていた喫茶店へ太尊達が訪れ、流れで太尊は共栄高校の赤木と飲み比べをすることになる。
実際にはお酒が飲めない太尊が、泣き上戸からの暴れ上戸になり、赤木達3人をぶっ飛ばし、スキンヘッドにしてしまう。
ウエイトレスの衣装が人気の秘密という喫茶店に乗り込んだ太尊達はそこでバイトをしている和美とばったり出くわす。同じくスキンヘッドにされた赤木達3人も現れた。赤木は自分の高校の後輩が和美にちょっかいをかけている事が気に食わず調査に来ていた。
そこへ問題の福田が現れ、和美にちょっかいを出すが、太尊の計らいで勝嗣が止めに入る。店の裏へ呼び出し決着を付けるつもりが仲間を呼ばれ、返り討ちにあってしまう。
下校途中に偶然福田と再会してしまい、和美の前で前回の真実を明かされてしまう。勝嗣は再戦を申し込むが、取り巻き達も一緒に前回の喧嘩場所までついていくことになる。それを見ていた太尊と米示は後ろから一人ずつ始末していき、最後はタイマンで勝負させる。
ナイフをちらつかせる福田は、勝嗣の肘を刺す。しかし、辛くも勝利し、二人は付き合う事となる。
渋谷編
渋谷に来ていた勝嗣と和美。勝嗣がトイレに行っている間に和美にちょっかいを出していたところへ勝嗣が戻り、喧嘩になる。ちょっかいを出した2人組を撃退した勝嗣であったが、その内の一人が呼びに行った鬼塚にやられてしまう。勝嗣と和美を内緒で付けてきた太尊と米示は見失いさまよっている所にパーティー券売りの小太郎に声をかけられる。
偶然見つけた和美に勝嗣が居なくなったと聞き、太尊は和美を帰らせ米示と探しに行く。裏通りへ出た太尊はそこでさっきのパー券売りの小太郎と鬼塚と会う。
その頃、勝嗣を見つけた米示は小太郎と会い、その学校が渋谷楽翠学園だと知る。小太郎は鬼塚への不満を米示と勝嗣にぶつけだすが、そこを鬼塚に見つかり処刑宣告を受けたため、米示・勝嗣とともに吉祥寺へ逃げる事になる。
一方太尊は鬼塚を追っていたが、そこで声をかけた須原に鬼塚の所へ案内を頼み、運送会社の倉庫へ連れて行かれる。しかしそこにいたのは鬼塚ではなく、輪島に匹敵するくらいの巨漢・上山が待っていた。太尊がもめている所へ米示・勝嗣・小太郎が合流し、そこへ鬼塚も手下とともに現れる。
囲まれて一触即発になるが、偶然その運送会社で働いていた浜田によってトラックで救出してもらった4人は吉祥寺へと帰る。
翌日、太尊の家に泊まった小太郎は太尊らの高校へ一緒に付いてくるが、そこで太尊と仲間たちの関係性を知り、輪島や大橋らにも今までの事を話してしまう。
小太郎の読み通り早速やって来た鬼塚達は、見張りに就いていた渡久地兄弟と太尊がいるところを目撃する。兄の丈一郎がトイレに行っている隙に誠二がさらわれてしまう。なかなか太尊の居場所を言わない誠二に対し、鬼塚は非情な拷問で口を割ろうとするが、そこへ島袋が割って入る。何とか誠二とともに逃げ出すが、二階のトイレで囲まれてしまう。その時、島袋は偶然下を通りかかった小兵二に向け、誠二を投げ、自分も飛び降りようとするがそこへ須原がつかみかかる。窓際でもみ合う二人を鬼塚は下へと蹴り落とす。
小兵二からたまり場である喫茶店の名前を聞き出した鬼塚らはそこへ向かい、小太郎を守っていた大橋・武藤を沈めて連れ去る。勝嗣、米示、丈一郎は地下街で上山と対するが相手にならず倒されてしまう。喫茶店へ戻った太尊、輪島、島袋、小兵二はすぐに鬼塚を探そうとするが、マスターの鬼塚からの伝言を受け、太尊は喫茶店に残る事になる。
しばらくして、喫茶店に電話がかかり、地下街であると知った太尊は鬼塚との決着を付けに・仲間を助けに向かう・・・・・
新入生編
輪島が卒業し、大橋と武藤は残った。春、帝拳高校にも新入生が入ってくる。渋谷の鬼塚を倒した太尊目当てに入ってくるモノもいた。その中には前に太尊と揉めたヒロトと村松もいた。
新入生たちは太尊に決闘状を送り付ける。そこでヒロトは太尊の手を煩わせるまでも無いと1人で向かうが、逆に6人いた事で返り討ちにされる。駆け付けた太尊により一瞬で6人は倒される。
言い出しっぺの海老原は職員室へ呼び出されておりその場にいなかった。その事で他の6人に詰め寄られるが逆にこれを倒してしまう。
海老原の弱点を知ったヒロトは、それを武器に海老原に近づくが2階から突き落とされる。偶然下にいた太尊らに受け止められるが、太尊の怒りはMAXに。
太尊は海老原を授業中に体育館に呼び出し・・・・・
浅草編
太尊の顔を見に浅草から3人でやって来た鶴田と亀岡と薬師寺。薬師寺は興味がない素振りだが、鶴田と亀岡はやる気満々。昔住んでいた吉祥寺の街並みに少しがっかりしながら街を見て回る薬師寺。
薬師寺と別れた鶴と亀は偶然駅でヒロトとぶつかる。太尊の居所を聞き出したい2人を連れて喫茶店へ行くと、いきなり村松はぶっ飛ばされてしまう。怒った勝嗣と米示は鶴田にパイプ椅子で殴られ倒されてしまう。
その頃、太尊はトイレで紙が無く困っていた。そこへ声を聞きつけやって来た薬師寺に紙を取ってもらい事なきを得て和気あいあいと言葉を交わしている所へ千秋と和美が鉢合わせしてしまう。困った千秋はその場から逃げてしまい、それを追って薬師寺も行ってしまう。
駅で鶴田と亀岡とばったり会った薬師寺は流れで千秋を連れ去ってしまう。太尊はそれを追って浅草へ行くが慣れない地で戸惑ってしまう。千秋を連れ回していた薬師寺はトイレに行った隙を突かれ千秋を六車に連れ去られてしまう。
間一髪で千秋の危機に間に合ったのは薬師寺だった。太尊が六車のアジトへ着いた時には既に二人の姿はなかった。むしゃくしゃしながら二人の行方を捜す太尊は偶然にも必殺ブローを編み出す。
そして、吾妻橋での対決になる・・・・・
池袋編
極東高校編
ろくでなしブルースの主要な登場人物
- 前田太尊
- 本物語の主人公。高校入学した直後というか入学式で、女子の制服がセーラー服でないことに腹を立てはずみで教師を殴って停学になっている。男気があり仲間を非常に大切にするため信頼が厚い。極度の負けず嫌いで、売られた喧嘩は全て買い、負けた相手には自ら喧嘩を売っていく。
- とにかく喧嘩は強いが勉強はまるでダメ。ボクサーを目指しているくせに、喧嘩では蹴り技やプロレス技なども使用する。
- 山下勝嗣
- 米示と共に太尊の中学時代からの親友。パンチパーマでおでこが広く、それを言われるとキレる。太尊程ではないが勉強はできない。
- 沢村米示
- 勝嗣と共に太尊の中学時代からの親友。鼻がでかく、それを言われるとキレる。上の二人と違い成績は非常に優秀である。
- 七瀬千秋
- 本物語のヒロイン。太尊の同級生で優しい性格だが芯が強く、気が強いところもある。太尊とは両思いだが、お互い奥手な為発展しない。
- 今井和美
- 太尊の同級生で勝嗣の彼女。千秋とは中学時代からの親友で性格は正反対。
- 前田富士雄
- 太尊の年の離れた兄。太尊でも止められないくらい喧嘩が強い。外見はほぼヤクザ。
- 前田用高
- 太尊の一つ年下の弟。極度の阪神ファン。太尊に恨みを持っている。
- 前田文尊
- 富士雄・太尊・用高の父親で、大阪にある尚輪寺という寺の住職。そして「世界最強のおやじ」
- 前田茜
- 太尊の一歳年下の従妹。小兵二軍団。
- 畑中優太郎
- 帝拳高校ボクシング部主将。
- 輪島倍達
- 元応援団団長で巨漢の上、髭を生やし長ランに腹巻をしてリーゼント。高校在学中に20歳になり、卒業時には21歳であった。
- 浜田弘樹
- ボクシング部所属。就職が決まっていたが、太尊らを助ける為に教師を殴り退学となる。
- 大橋秀和
- ボクシング部所属。武藤とは犬猿の仲から親友になる。金髪で太尊をKOしたこともある。
- 武藤章圭
- 応援団所属。大橋とは犬猿の仲から親友になる。
- 真冬
- 元暴走族のメンバー。他校に恋人がいたが、交通事故で亡くし、以来周囲に冷たい態度を取っていたため敬遠されていたが太尊や成吉との出会いで段々変化する。
- 原田成吉
- 太尊の同級生で最大のライバルである高校生プロボクサー。網膜剥離となり一度は引退をするが、真冬と太尊により刺激されて手術を受ける。後に正解チャンピオンとなっている。
- 中田小兵二
- 本作のギャグ担当。小兵二軍団の総帥。
- 渡久地丈一郎
- 弟の誠二とともに来た北海道からの転校生。策略を用いて太尊を倒そうとするが、逆に倒される。
- 渡久地誠二
- 兄の丈一郎とともに来た北海道からの転校生。兄とともに太尊をハメようとするが失敗する。
- 大場浩人
- 太尊らの2つ下の後輩。太尊を「殿」呼んで尊敬している。ブルーハーツの「甲本ヒロト」がモチーフになっている。
- 海老原昌利
- 太尊らの2つ下の後輩。中学時代に留年している為、実際は1つ下。喧嘩もめっぽう強い。ブルーハーツの「真島昌利」がモチーフになっている。
- 松村純之助
- ヒロトの中学時代からの相棒。ブルーハーツの「河口純之助」がモチーフになっている。
- 石松徹也
- 巨漢でモヒカン。海老原の良き理解者でかなりの怪力。ブルーハーツの「梶原徹也」がモチーフになっている。
- 島袋大
- 米倉商業高校の頭。元柔道部のエース。困っている人を見過ごせないという不良らしからぬ性格だが、「玉袋」と言われると逆上する。太尊とは出会うとすぐに喧嘩になる。太尊とは勝敗が付いていない。
- 八尋
- 米倉商業高校の1年生。ヒロトや海老原と同学年。非常に攻撃的な性格をしている。
- 平仲光二
- 角海老高校の頭。かつてボクシング大会で畑中との試合中に拳を傷めた事でグレる。
- 畑中なつみ
- 畑中優太郎の妹で平仲の彼女。
- 赤井武士
- 真冬の彼氏で故人。
- 鬼塚
- 渋谷楽翠学園の頭。東京四天王の一人で常にランチコートを着ている。非常に冷酷非情な性格であり、仲間であっても容赦なく制裁し、恐怖で支配していたが、太尊との激闘の後は改心している。
- 上山
- 楽翠学園の№2でかなりの巨漢。鬼塚とは違い仲間に慕われている。
- 須原
- 楽翠学園の№3でギャグ担当。関西弁をしゃべる。
- 薬師寺
- 浅草笹崎高校の頭。東京四天王の一人で太尊と同じく名をあげる事に興味がない。鬼塚と違い仲間を大事にし、信頼も厚い。四天王の中ではややギャグより。
- 鶴田
- 浅草笹崎高校の№2。眉毛が無くて角刈りの顔面凶器。性格はかなり狂暴で相手を椅子で叩きのめしたりするなど容赦がない。
- 亀岡
- 鶴田と並び浅草笹崎高校の№2。もみあげとアフロが特徴。喧嘩はいまいち。
- 葛西
- 池袋正道館高校の頭。東京四天王の一人でプロレス技を得意とする。太尊を含む他の四天王に勝利するも、自身のトラウマから逃れられず、太尊との再戦で敗れる。鬼塚同様、敗北後には改心し仲間想いの良い頭になっている。
- 坂本
- 池袋正道館高校の№2で葛西の良き理解者で親友。葛西の暴走を止める為に単身太尊に依頼をする。
- 西島
- 池袋正道館高校の№3。通称「勉三さん」。
- 辰吉保栄
- 太尊の大阪時代のライバルでテコンドーの達人。極東高校の頭。性格は凶暴で負けても20倍にして返すという執念の持ち主。
- 川島清志郎
- 少年院からの復学後、辰吉を倒し極東高校の頭になる。兄が暴力団の鉄砲玉として使い捨てられたことへの復讐で、仲間を組織してその暴力団への制裁を目論んでいた。片手で10円玉を曲げたり、上山を持ち上げるなど超怪力の持ち主。
- 鷹橋
- 川島派の№2。東京連合との抗争で150人相手に疲労困憊の葛西とのタイマンで勝利するが、一服して戻ってきた葛西に格の違いを見せつけられ完敗する。
- 梅津
- 鷹橋同様川島派の№2。東京連合との抗争で150人相手に疲労困憊の薬師寺とのタイマンで勝利するが、一服して戻ってきた薬師寺に敗北する。
- 畑山
- 川島派の№3。川島をハメて自分が頭になろうとする。東京連合との抗争で150人相手に疲労困憊の鬼塚とのタイマンで勝利するが、一服して戻ってきた鬼塚に手も足も出ず完敗する。
- 渡嘉敷
- 横浜にある帝拳高校の系列校、横浜帝拳高校のボクシング部所属。空手家であるが、格闘技のセンスが並外れており、ボクシングで太尊に勝っている。
- 細野
- 横浜帝拳高校ボクシング部所属。尊大な態度が目に付く。顧問の指示で反則を使うが、一瞬のスキを突かれ敗北する。
- ルイス
- 横浜帝拳高校ボクシング部所属でキューバからの留学生。スタミナが無い。
- 佐藤
- 横浜帝拳高校ボクシング部所属。成吉とは親交がありフェアな精神を持った選手。
- 白井隆人
- 横浜進光工業高校の頭でプロのボクサー。他の登場人物が喧嘩に勝つことだけで、人命まで奪う事は考えていなかったのに対し、気に入らないだけで暴行を加え、結果死んでも何とも思わないような男。その為、試合中のリング上であれば人命を奪っても罪に問われないという理由でボクシングをしている。
- 圭司
- 横浜進光工業高校の№2。金髪眉無し。ヒロトを走っている電車に向かって蹴り飛ばす等、白井に負けず危険な男。
- 春華
- 太尊の中学時代の彼女。
- 浅川龍太郎
- 太尊の親友。モデルはアントニオ猪木?
- さゆり
- 中学時代からの米示の彼女。
ろくでなしブルースのおすすめポイント
テンポよく物語が進むので、読むのを途中で中断できなくなるほどのめり込んだ記憶があります。
昔のヤンキー時代の物語なので、若者には少々理解されがたいかもしれません。でも、先生方からしたらこの頃の生徒の方が扱い易かったのでは無いか?と思われます。だって、今の学生さんは元気が良い子と、大人しい子の区別がつかないですもん。
私のお気に入りは「四天王編」と「極東高校編」のところです。
「四天王編」
鬼塚、薬師寺、葛西が出てきますが、人物的には薬師寺で物語的には葛西が気に入ってます。
葛西の天性の喧嘩の才能みたいな戦闘スタイルが好きでした。1回は太尊倒してますしね。
「川島編」
この話を見て、「10円玉を曲げてみた」人はかなりいたと思います。何を隠そう私も学生時代やってみました。
ダメでしたけどね・・・・
ここでは四天王が共闘している所が鳥肌モノです。私的には一番読み応えのあるところだと思います。
特に150人相手にした後、各々一度敗北してからの再戦。
ココはマジで読むべし!!
最後に
最終話で太尊VS成吉の勝負の行方が非常に気になるのは私だけではないはず。
このろくでなしブルースの作者である「森田まさのり」先生の作品で後日記事にしたいのは
- ルーキーズ
です。
私の学生時代に読んだ中でも5本の指に入るであろうマンガです。
是非とも呼んで感想を聞かせてください。
では、また。
ありがとうございました。