ども!DKです。
今回紹介するアニメのその5は『アルスラーン戦記①』です。
このアニメは2015年の4月に第1期が全25話で放送されました。因みに第2期は別のお話です。
田中芳樹先生による日本のファンタジー小説がアニメ化された作品です。中世の中東風な世界の物語。
小説は完結しているが、アニメはまだ途中である。
この記事では
- アルスラーン戦記のストーリー概要
- アルスラーン戦記の主要登場人物
- アルスラーン戦記の設定等
を紹介しています。
1.アルスラーン戦記のストーリー概要
この物語はルシタニア王国に征服されたパルス王国をパルスの王太子であるアルスラーンが臣下と共に奪還するまでを描いた第一部のと、かつてパルス、チュルクやミスルといった隣国をも震撼させた蛇王ザッハークとその眷属たちとの戦いを描いた第二部で構成されている。
原作の小説では完結している。
アニメの第1期では第一部の序盤を描いている。
第一部
大陸航路の中心であり栄華を極めた国家「パルス王国」。その王太子であるアルスラーンは武勇に優れた父である国王のアンドラゴラス三世からは疎まれ美貌の母である王妃タハミーネからは無関心に扱われつつも、心優しい性格から臣下たちとは親交を持っていた。
14歳になったアルスラーンは、侵攻してきたルシタニアとの戦争で初陣に臨む。しかし無敗を誇り、今回も勝利は揺るがぬであろう当初の予想は覆される。
不可解な霧の発生、パルスの万騎長(マルズバーン)カーラーンの裏切り等に遭い隊列が総崩れし、多くの万騎長が戦死した。
しかし九死に一生を得たアルスラーンは最強の武将ダリューンと共に落ち延び、政戦両略に長ける知略家のナルサスとその侍童エラムを仲間に加える事に成功する。
その一方で・・・・・・
2.アルスラーン戦記の主要登場人物
- アルスラーン
- 本物語の主人公で14歳の少年。パルス王国の王太子で現国王アンドラゴラス三世の息子。
- 非常に整った秀麗な顔立ちをしているが、両親のどちらにも似ていない。繊細で温厚な性格で、他者に対して深い仁愛の心を持ち、一方でっどんな困難にも立ち向かえる芯の強さも持ち合わせている。
- 幼少期は王宮の外で乳母夫婦によって育てられており、自分自身が王太子である事すらも知らなかった。しかし乳母夫婦の死をきっかけに自身が王太子であることを知り、王宮へ迎え入れられたが、王・王妃両者から冷たく扱われる。
- 初陣である第一次アトロパテネ会戦において、パルス軍は味方の将の裏切りによりルシタニア軍に大敗を喫した際、ダリューンたった1騎に護られて戦場からの離脱を果たす。その後、ダリューンの親友であるナルサスを頼り、彼を軍師に迎え入れる事に成功し、生涯の友であるエラムとも出会う。その後も優秀な仲間たちが加わり、彼らと一緒に王都の奪還を目指す。
- ダリューン
- パルス王国の武将で万騎長(マルズバーン:1万の騎兵を指揮する将の事)の一人。大将軍(エーラーン)ヴァフリーズの甥で、12人いる万騎長の中で、最も若い。黒い甲冑と真紅の裏地の黒マントを身に纏い、黒毛の愛馬を駆る事から「黒衣の騎士」と呼ばれている。
- 剣をはじめ、弓術・槍術など多種多様な武技に秀でている。過去に大陸公路最強と謳われたトゥラーンの王弟を馬上から切り伏せた事も有り、大陸公路有数の戦士として名を馳せている。「戦士の中の戦士」マルダーンフ・マルダーンや「猛虎将軍」ショラ・セーナニーなど多数の異名を持っている。敵味方双方から「人間相手ならまず負けない」と認識されている。
- ナルサス
- エラム
- ギーヴ
- ファランギース
- アルフリード
- ジャスワント
- アンドラゴラス三世
- タハミーネ
- オスロエス五世
- ヒルメス
- カーラーン
- ヴァフリーズ
- バフマン
- キシュワード
- クバード
- シャプール
- ガルシャースフ
- マヌーチェルフ
- ハイル
- クルプ
- クシャエータ
- ホディール
- イノケンティス七世
- ギスカール
- ボダン
- ラジェンドラ二世
- ガーデーヴィ
- マヘーンドラ
3.アルスラーン戦記の設定等
- パルス
- 本物語の主な舞台となっている王国で大陸公路の中心に位置する国家である。人口は約二千万人。王都エクバターナは陸上交通の要衝で、首都の人口は百万人とされている。
- 英雄王カイ・ホスローによって建国され、現在で300年余りの歴史を誇る。現国王は第18代目で名前はアンドラゴラス三世。
- 東西を結ぶ大陸公路の要衝で尚且つ豊かな国であることから諸外国より侵略を受ける事が多いが、それらを全て跳ね除けてきた強国でもある。
- ルシタニア
- パルス王国の北西に位置する王国。パルスと違い貧しい国で、一神教であるイアルダボート教を国教とするなど信仰心に篤いが、それゆえにイアルダボート教以外の宗教を一切認めようとはしない。
- シンドゥラ
- マルヤム
- ミスル
- チュルク
- トゥラーン
アルスラーン戦記
アルスラーン戦記のストーリー概要
この物語はルシタニア王国に征服されたパルス王国をパルスの王太子であるアルスラーンが臣下と共に奪還するまでを描いた第一部のと、かつてパルス、チュルクやミスルといった隣国をも震撼させた蛇王ザッハークとその眷属たちとの戦いを描いた第二部で構成されている。
原作の小説では完結している。
アニメの第1期では第一部の序盤を描いている。
第一部
大陸航路の中心であり栄華を極めた国家「パルス王国」。その王太子であるアルスラーンは武勇に優れた父である国王のアンドラゴラス三世からは疎まれ美貌の母である王妃タハミーネからは無関心に扱われつつも、心優しい性格から臣下たちとは親交を持っていた。
14歳になったアルスラーンは、侵攻してきたルシタニアとの戦争で初陣に臨む。しかし無敗を誇り、今回も勝利は揺るがぬであろう当初の予想は覆される。
不可解な霧の発生、パルスの万騎長(マルズバーン)カーラーンの裏切り等に遭い隊列が総崩れし、多くの万騎長が戦死した。
しかし九死に一生を得たアルスラーンは最強の武将ダリューンと共に落ち延び、政戦両略に長ける知略家のナルサスとその侍童エラムを仲間に加える事に成功する。
その一方で無敗のパルス軍を破り勢いに乗るルシタニア軍により、パルス王都エクバターナも陥落。無能なルシタニア王イノケンティス七世がパルス王妃タハミーネを見初め、自らの妃にしようとする。
そんな中カーラーンは自軍を率いてアルスラーン討伐に乗り出す。しかし、アルスラーン達一行はナルサスの計略、ミスラ神殿の女神官ファランギース、放浪の楽士ギーヴの加勢もあって、たった6人で1,000人からなる軍勢を崩壊させ、カーラーンを打ち取ることに成功する。
その頃、ルシタニア軍の捕虜となり、果ての無い拷問を受ける国王アンドラゴラス三世の前にルシタニア軍に協力していた銀仮面の男が姿を現す。カーラーンの主である銀仮面は、自分こそがアンドラゴラス三世により暗殺された先代王の嫡男「ヒルメス」であり、パルス王国の正当な後継者であることを告げる。
パルス王国に存在する奴隷制度の是非に悩むアルスラーンは、執拗なまでのルシタニア軍からの追撃から逃れ、カシャーン城塞に辿り着く。しかしそこで奴隷制度の存続を望む城主ホディールの反逆にあった一行は、ホディールを討ち倒して奴隷を解放するが、その奴隷たちからは「主人殺し」として責め立てられることになり、奴隷制度を無くすことの難しさに戸惑うのであった。
その後、ルシタニア軍のさらなる追撃により包囲されたアルスラーン一行は、仲間たちと散り散りになりながらもペシャワール城塞を目指す。エラム、ギーヴと同行することになったアルスラーンは、元奴隷の子であるエラムを友として接し、親交を深める。
銀仮面に父親と仲間たちを皆殺しにされたゾット族の娘アルフリードは、命の恩人であるナルサスに惚れて同行することになる。
無事に仲間たちと合流したアルスラーン一行は、万騎長キシュワードが守護するペシャワール城塞に到着する。
城塞に潜入した銀仮面は、仇の息子であるアルスラーンに剣を向けるが、そこにダリューンらが駆け付けて事なきを得る。そして、ダリューンらは銀仮面ヒルメスをかばった万騎長バフマンが放った一言による動揺の一瞬のスキを突かれて、ヒルメスを取り逃がす。
ルシタニア軍の追撃を退けたアルスラーン一行は、パルス東部の国境の砦・ペシャワール城塞に滞在していた。時を同じくして、パルスの南東に位置する国家・シンドゥラ国の第二王子であるラジェンドラが、パルスの混乱に乗じてペシャワール城塞を攻略するべく自ら兵を率いて攻めてきた。
ナルサスの知略により兵力差をも意に介さずラジェンドラ軍を打ち破り、ラジェンドラと同盟を結ぶ。ラジェンドラは異母兄弟である第一王子のガーデーヴィと次期国王の座を争っており、ラジェンドラの即位にパルスが力を貸す代わりに、アルスラーンのルシタニア軍掃討に協力することを約束させた。
ラジェンドラ軍とガーデーヴィ軍が激突し、ガーデーヴィ軍無敵の戦象部隊に、壊滅寸前まで追いやられたラジェンドラ軍だったが間一髪で到着したパルス軍のナルサスの知略とダリューンの武勇により辛くも勝利を収める事に成功する。
昏睡状態であったシンドゥラ国王・カリカーラ二世が目覚める。相変わらずの息子たちに、シンドゥラの宗教儀式「神前決闘」で次期国王の座を決する事となる。ダリューンはラジェンドラの代理人として、ガーデーヴィの代理人と決闘する。神前決闘はダリューンの勝利で幕を下ろすが、敗北を認めぬガーデーヴィが反乱を起こして敗北、処刑される。新国王にはラジェンドラが即位する。
役割を終えたアルスラーン一行はシンドゥラを後にするが、パルス軍を脅威と感じたラジェンドラ二世は、援軍を預けたと見せかけ騙し討ちをしようとする。しかし、ナルサスの知略とジャスワントの密告もあり再びラジェンドラ軍を打ち破り、アルスラーンはラジェンドラ二世と不可侵条約を結び、後顧の憂いを絶ち、王都奪還への地固めを進める。
一方、王都エクバターナを占領しているルシタニア軍の内部は、王弟ギスカールを中心とした貴族勢力と、国教イアルダボート教の大司祭ボダン率いる宗教騎士団の覇権争いで内部分裂を起こしていた。
ギスカールの策略に嵌まったボダン率いる宗教騎士団はエクバターナを追放され、かつてルシタニア軍が滅ぼした隣国のマルヤムへと撤退していた。
ペシャワール城塞へ戻ったアルスラーンは、パルス諸侯へ向けて王都エクバターナ奪還に向けた檄文を公表する。それを受け、パルス各地から諸侯が軍を率いてペシャワール城塞へと集い、
今、王都エクバターナ奪還へと行軍を開始するのである・・・・・・
アルスラーン戦記の主要登場人物
- アルスラーン
- 本物語の主人公で14歳の少年。パルス王国の王太子で現国王アンドラゴラス三世の息子。
- 非常に整った秀麗な顔立ちをしているが、両親のどちらにも似ていない。繊細で温厚な性格で、他者に対して深い仁愛の心を持ち、一方でっどんな困難にも立ち向かえる芯の強さも持ち合わせている。
- 幼少期は王宮の外で乳母夫婦によって育てられており、自分自身が王太子である事すらも知らなかった。しかし乳母夫婦の死をきっかけに自身が王太子であることを知り、王宮へ迎え入れられたが、王・王妃両者から冷たく扱われる。
- 初陣である第一次アトロパテネ会戦において、パルス軍は味方の将の裏切りによりルシタニア軍に大敗を喫した際、ダリューンたった1騎に護られて戦場からの離脱を果たす。その後、ダリューンの親友であるナルサスを頼り、彼を軍師に迎え入れる事に成功し、生涯の友であるエラムとも出会う。その後も優秀な仲間たちが加わり、彼らと一緒に王都の奪還を目指す。
- ダリューン
- パルス王国の武将で万騎長(マルズバーン:1万の騎兵を指揮する将の事)の一人。大将軍(エーラーン)ヴァフリーズの甥で、12人いる万騎長の中で、最も若い。黒い甲冑と真紅の裏地の黒マントを身に纏い、黒毛の愛馬を駆る事から「黒衣の騎士」と呼ばれている。
- 剣をはじめ、弓術・槍術など多種多様な武技に秀でている。過去に大陸公路最強と謳われたトゥラーンの王弟を馬上から切り伏せた事も有り、大陸公路有数の戦士として名を馳せている。「戦士の中の戦士」マルダーンフ・マルダーンや「猛虎将軍」ショラ・セーナニーなど多数の異名を持っている。敵味方双方から「人間相手ならまず負けない」と認識されている。
- ナルサス
- パルス王国のダイラム地方の旧領主。アルスラーン軍の軍師にしてアルスラーンの政治・軍事の師匠でもある。
- 才知に優れるものの、地位や名誉、金銭には興味が無く、芸術を愛する偏屈な変わり者であり、自身の絵画や芸術を否定する者には容赦がない。しかし、現実は芸術には程遠い才能しかなく、事あるごとに親友ダリューンに貶されている。
- 政戦両略に長けており、かつて進行してきたチュルク・トゥラーン・シンドゥラの3国連合軍を、流言を用いて内紛を引き起こさせこれを撃退した。その功績によりアンドラゴラスより宮廷書記官として登用させるが、度重なる諫言を王に忌避され、さらに汚職官僚たちの不正や悪事を暴いたことから命を狙われる事となり、宮廷書記官の地位と領地を返上し、侍童のエラムと共に隠れ住んでいた。
- エラム
- ナルサスの侍童で13歳の少年。アルスラーンより1歳年下。ナルサスを師としており知勇に優れる。その知性は発展途上ながら師匠譲りで鋭い。アルスラーンとは兄弟弟子になる。
- 両親は元ダイラム領主であったナルサスの父親に仕えた奴隷で、ナルサスに家督が移った際に奴隷解放され自由民となった。両親の遺言通りナルサスに仕え、彼の下で家事などの仕事全般をそつなくこなす。
- 後にアルスラーンの無二の親友となる。
- ギーヴ
- 放浪の楽士を自称する美青年。生い立ちや経歴は明らかにされていないが、歌や楽器だけでなく、剣や弓の扱いに長け、特に女性の扱いはお手の物である。
- 剣技は銀仮面の猛攻をしのぎ切るなど、ダリューンやヒルメスには劣るものの、かなりの腕の持ち主である。弓の腕も一流であり、王都エクバターナがルシタニア軍に包囲された際、囚われの万騎長シャプールの意を汲みかなりの遠方から射殺する。
- 偶然出会ったファランギースへつきまっとっているうちに済崩し的にアルスラーン陣営へ加わる。
- ファランギース
- ミスラ神を信仰する文武両道に優れる才女で、自他ともに認める絶世の美女である22歳の女神官。
- 弓の扱いに長け、精霊の声を聞き、水晶の横笛を奏でる事で彼らを使役する事も出来る。その美貌からギーヴやクバードらから言い寄られるが、本人はあっさりと拒絶している。言い寄る男たちには辛辣である一方で、年下のアルスラーンやアルフリードに対しては姉のように面倒見の良い大人の女性としての優しい顔を見せる事もある。
- アルフリード
- 山賊を生業とするゾット族の族長の娘でメルレインの妹。騎馬民族であるパルス人らしく馬や弓の扱いにも長け、料理よりも弓の方が得意であるほどである。
- ナルサスに惚れ込み妻になる事を目標としている。
- ジャスワント
- シンドゥラ国のガーデーヴィ派の世襲宰相マヘーンドラの部下。武勇に優れ、その身のこなしから黒豹に例えられる。
- ガーデーヴィがラジェンドラと王位継承を争う中、密偵としてラジェンドラ軍に潜り込んでいた。その際に、3度に渡りアルスラーンに命を助けられる。
- ガーデーヴィにマヘーンドラが殺されたことにより、シンドゥラに居場所がなくなったところを命の恩人であるアルスラーンに誘われ、ラジェンドラの企みを密告しながら陣営に参加することになる。
- アンドラゴラス三世
- パルス王国第18代国王。アルスラーンの父で妻はタハミーネ。剛勇無双の持ち主であり、歴戦の勇者。王位に就く前の大将軍時代にバダフシャーン公国を併合した。剛腹だがやや狭量な性格で、内政面でナルサスらの諫言を聞き入れず不正・腐敗を許す等君主として武に偏り過ぎている。
- 無敗を誇るパルス軍を率い、自ら戦場へ赴きルシタニア軍と相対するが、味方の将1人の裏切りにより敗北し、虜囚となる。
- タハミーネ
- アルスラーンの母でパルス王アンドラゴラス三世の妃。年齢不詳の妖しい雰囲気を持つ物静かな絶世の美女。
- 息子のアルスラーンに対して一貫して冷ややかな態度をとっている。
- オスロエス五世
- パルス王国第17代国王。アンドラゴラス三世の兄でヒルメスの父。
- 物語開始時には既に故人。
- ヒルメス
- パルス王国第17代国王オスロエス五世の嫡男でアルスラーンの従兄にあたる。子供の頃に叔父であるアンドラゴラス三世により暗殺され、死亡したとされていた。実際には生き延びているが、無意識に火を恐れるなどのトラウマになっている。
- 自らを正当な王位継承者と信じており、王位を奪ったアンドラゴラス三世への復讐のために十数年の歳月をその準備に費やし、顔の火傷を隠すために銀色の仮面を被って戦火に身を投じ、ルシタニア軍を手引きし、カーラーンを味方に付けるなどしてパルス軍との戦争で暗躍し、これを勝利に導く形で侵略を開始する。
- 非常に武勇に優れ、かのダリューンと互角に渡り合う。
- カーラーン
- パルスのかつての万騎長の一人。ヒルメスの正当性を信じアンドラゴラス三世を裏切り、第一次アトロパテネ会戦を偽情報により敗戦に追い込んだ張本人。
- アルスラーン討伐に赴き、ダリューンと戦い事故のような形で息を引き取る。ザンデの父。
- ザンデ
- カーラーンの息子。カーラーンの死後はヒルメスの側近として活躍する。
- 膂力が凄まじく、剣や槍よりもこん棒やメイスの方を好んで使用する。
- サーム
- パルスのかつての万騎長の一人。第一次アトロパテネ会戦時は王都エクバターナの守護の任に就いていた。エクバターナ陥落時に捕らえられ、ヒルメスの秘密を知らさせた後、ルシタニア人をパルスから追い出すことを条件に配下となり、参謀として活躍する。
- ヴァフリーズ
- 第一次アトロパテネ会戦時の大将軍エーラーンで、ダリューンの伯父にあたる。アンドラゴラス三世の腹心中の腹心であるが、アルスラーン、ダリューン、ナルサスにも理解がある懐の深い老将。
- 王太子アルスラーンの武術指導を行っており、親の愛に恵まれない幼いアルスラーンを甥のダリューンと共に慈愛を持って接していた。
- 第一次アトロパテネ会戦の敗走時に手傷を負いながら、アンドラゴラス三世をかばう為にヒルメスと対峙し、討たれる。開戦前に王太子アルスラーンの出生について旧友バフマンに手紙を託している。
- バフマン
- パルスのかつての万騎長の一人。大将軍ヴァフリーズとは親友の間柄である。ヒルメスの教育係をしていたこともあるらしい。
- ペシャワール城塞へヒルメスが侵入した際、ヒルメスの危機に放った言葉でダリューンらが怯んだ隙にアルスラーンを狙う。その凶刃からアルスラーンを庇い息を引き取る。結果として、ヒルメスを逃がすことになる。
- キシュワード
- パルスの武将で二本の剣を使う事から「双刀将軍」と呼ばれる万騎長の一人。凄い髭のヒト。アルスラーンとは2羽の鷹が縁で、昔から親交があった。
- 第一次アトロパテネ会戦時は、同じ万騎長のバフマンと共に東方国境のペシャワール城塞の守護に就いており、敗戦の難を逃れていた。戦場から辛くも脱出してきたアルスラーン達を迎え入れ、シンドゥラ国の内戦へ送り出し、そしてルシタニア軍の追討に邁進する。
- クバード
- パルスの武将で左眼が一文字に潰れている。かなりの酒豪であるらしい。
- 第一次アトロパテネ会戦時には国王アンドラゴラス三世が戦場から離脱したのを見て「兵士を見捨てて逃げるような王に従う義理は無い」と言い、一時力を貸したヒルメスに対しては素顔を仮面で隠している事が気に入らないなど、目上の者に対しても物怖じしない。
- シャプール
- パルスのかつての万騎長の一人。同じ万騎長のクバードとは気質が合わず犬猿の仲。
- 第一次アトロパテネ会戦時にルシタニア軍の捕虜となり、エクバターナの城門前にて磔にされ、ボダンに拷問されるが「パルス人の手にかかって死にたい」との願いを聞いたギーヴによって射殺される。
- ガルシャースフ
- パルスのかつての万騎長の一人。第一次アトロパテネ会戦時には王都エクバターナの守護の任に就いていた。エクバターナ陥落時に戦死。
- マヌーチェルフ
- パルスのかつての万騎長の一人。第一次アトロパテネ会戦時に戦死。
- ハイル
- パルスのかつての万騎長の一人。第一次アトロパテネ会戦時に戦死。
- クルプ
- パルスのかつての万騎長の一人。第一次アトロパテネ会戦時に限りなく戦死に近い行方不明。
- クシャエータ
- パルスのかつての万騎長の一人。第一次アトロパテネ会戦時に限りなく戦死に近い行方不明。
- ホディール
- パルス諸侯の一人。カシャーン城主で、逃亡中のアルスラーン一行を迎え入れ、懐柔しようとして失敗し、ダリューンに討たれる。
- 奴隷たちには「良い君主」であったため、カシャーンの奴隷を解放しようとしたアルスラーンは、逆に主人殺しとして殺されかけた。その経験から奴隷解放は簡単に成せることではないと、身に染みてわからせた事件である。
- イノケンティス七世
- ルシタニア王国の国王。エクバターナに入場の折、一目惚れしたパルス王妃タハミーネを自身の妻にと望んでいる。
- ただのデブ。
- ギスカール
- イノケンティス七世の弟で、ルシタニアの実質的な最高権力者。実兄やボダンといったとんでも人物の相手をしている苦労人。
- 政治・軍事の両方ともに卓越した手腕を持つ。
- ボダン
- ルシタニア王国の国教会大司祭。異端審問官。異教徒やそれに関わるというだけで焚書、虐殺などを当然のように行う完全な狂信者。
ギスカールと違い、政治・軍事双方に才覚は無く、軍部が占領した国や土地の異教徒を虐殺するだけの存在。 - 超キチガイ
- ルシタニア王国の国教会大司祭。異端審問官。異教徒やそれに関わるというだけで焚書、虐殺などを当然のように行う完全な狂信者。
- ラジェンドラ二世
- シンドゥラ王国の国王。王子時代に異母兄弟ガーデーヴィと王位をめぐって争っていた。
- 父王昏倒の際に、後継者争いの点数稼ぎのためにパルス国ペシャワール城塞へ攻め入り、ナルサスの策略に嵌まり捕まる。連行されたペシャワール城塞でアルスラーンと盟約を交わし、自国の後継者争いに終止符を打ち王位を勝ち取る。
- 自身が王位に就けたのはアルスラーンのおかげにもかかわらす、後に脅威となるからという理由から帰国途中の一行を狙い策を巡らすが、密告などによりまたも大敗を喫する等、色々と厚かましく信用ならない人物。
- ガーデーヴィ
- シンドゥラ王国の王子。ラジェンドラと王位をめぐって争い、敗北して処刑される。
- マヘーンドラ
- シンドゥラ王国の世襲宰相でジャスワントの元主君。ガーデーヴィ派の重鎮。
神前決闘の結果に異議を唱えて発狂したガーデーヴィの凶刃により命を落とす。その事件が大きな原因となり、ガーデーヴィの敗北が確定する。
- シンドゥラ王国の世襲宰相でジャスワントの元主君。ガーデーヴィ派の重鎮。
アルスラーン戦記の設定等
- パルス
- 本物語の主な舞台となっている王国で大陸公路の中心に位置する国家である。人口は約二千万人。王都エクバターナは陸上交通の要衝で、首都の人口は百万人とされている。
- 英雄王カイ・ホスローによって建国され、現在で300年余りの歴史を誇る。現国王は第18代目で名前はアンドラゴラス三世。
- 東西を結ぶ大陸公路の要衝で尚且つ豊かな国であることから諸外国より侵略を受ける事が多いが、それらを全て跳ね除けてきた強国でもある。
- ルシタニア
- パルス王国の北西に位置する王国。パルスと違い貧しい国で、一神教であるイアルダボート教を国教とするなど信仰心に篤いが、それゆえにイアルダボート教以外の宗教を一切認めようとはしない。
- シンドゥラ
- パルス王国の南東に位置する王国。戦象部隊を擁し、周辺諸国から脅威とされている。強国パルスのアンドラゴラス三世ですら、真っ向からの戦はしなかったらしい。
- マルヤム
- パルス王国の北西に位置する王国。古い伝統を持つ国であり、ルシタニアと同じイアルダボート教だがルシタニアに滅ぼされる。
- ミスル
- パルス王国の西に位置する王国。
- チュルク
- パルス王国の東に位置する王国。
- トゥラーン
- パルス王国の北東に位置する王国。
最後に
この物語はアニメでは2021年6月現在で第二期までしか放映されておりません。続きが気になるところですが・・・・・
王道のファンタジー物語でストーリーはなかなか楽しめるモノだと思います。
オープニングテーマ
「僕の言葉ではない これは僕たちの言葉」 歌:UVERworldと
「渦と渦」 歌:NICO Touches the Walls
エンディングテーマ
「ラピスラズリ」 歌:藍井エイル
「One Light」 歌:やなぎなぎ
私的には全部「ラピスラズリ」でいいと思います!
私のおすすめキャラはダリューンかな~、「最強」の響きがいいですよね?
是非視聴して感想を聞かせてください。
その内シーズン②も記事にする予定ですので、少々お待ちを!!
では、また。
ありがとうございました。